上虚下実の人、武四郎・・・大首飾りプロジェクト
大首飾りは完成した。
9月28日の納品前に、果たして首に掛けた時にバラけやしないかチェックすることにした。
お披露目イベントの時に、来場者先着10名に首に掛けさせるそうなので、当日首に掛けた途端に結び目がほどけてバラバラになってしまっては目も当てられない。
その旨を発注者である松阪市の了解を得て、せっかくだから着物を着て武四郎コスプレ(笑)
武四郎唯一の肖像写真は、大首飾りを掛けた67歳の時の撮影。
武四郎ポーズをとるには、骨盤の前傾→腰椎5番に力が集める→背骨をやや前傾させて直立させることが肝要。
武四郎の姿勢はお見事だし、胸と背中の筋肉が非常に発達していることが解った。
古希祝いに富士山登山したという驚愕の体力の人。
武四郎ポーズで実感するのは上虚下実(ジョウキョカジツ)・・・胸が落ちて呼吸が深く、丹田が充実していること。
彼は心が落ち着き、思慮は深く、日々の生活が充実している人なのだ。
眼鏡を外してセピアカラーに画像処理してみたが、これからはプロフィール写真に使わせてもらうことにする。
実際に首に掛けても大丈夫なことを関係者に報告。
そして9月28日に納品とプレスリリース。
監修者の國學院大學の内川教授とツーショット写真の撮影時には、10台くらいのカメラのシャター音が一斉にパシャパシャと鳴って恥ずかしかった。
29日には新聞各社の報道を見た地元の人から握手を求められたり、ハグされたりした。
喜んでもらえて何より。
#松浦武四郎 #松浦武四郎 #ぬなかわヒスイ工房 #縄文人見習いの糸魚川初
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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