遮光器土偶は宇宙人?アラバキ神??・・・正解は誰も知らない( ´艸`)

どう観ても宇宙人にしか観えない!とか、これ宇宙人でしょ?と来客に聞かれることが多いのが遮光器土偶。けっこういい歳のオジサンまで宇宙人だと思い込んでいるのだが、そういったオジサンは日ユ同祖論者や陰謀論者であることが多いw


どこが宇宙人に観えるの?と聞くと、宇宙服とヘルメット姿じゃないですか!と仰られる。

バイクのヘルメットやNASAの宇宙服のヘルメットのシールドが1枚なのは視界が広いからで、1枚板の大きなシールドが技術的に作れなかった太平洋戦争時の飛行機乗りは眼鏡型ゴーグルを使用していたが、戦闘機同士の空中戦は視界確保のためにゴーグルを額にあげるのが常識。

太陽系の遥か彼方からやって来た宇宙人が、わざわざ視界の狭い眼鏡型ゴーグルをしますかね?と説明することにしている。

かといって遮光器土偶が宇宙人でないとは断言しないのがオレ流だ。

映画「未知との遭遇」以来、宇宙人はピッタリしたスーツにラッキョウ頭の吊り上がった大きな黒い目というイメージが定着したが、戦前ならウエルズの「宇宙戦争」に登場するタコのような火星人が宇宙人のイメージだった。

世代によってイメージする宇宙人の姿も様々だが、遮光器土偶は封印されたアラバキ神です!と言ってくる人も多い。

アラバキ神としたのは70年代後半くらいだったかに、突如として屋根裏から落ちてきたwとされる謎の古文書「津軽外三郡誌」からで、スピリチュアルビジネスのために創作された偽書であることが定説になっている。

遮光器土偶の正体は縄文晩期の人しかしらず、現代人の誰もが知らないよヨ。

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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