物部彩花さん来訪(その2)・・・城之川源流を味わう

長者ヶ原遺跡遺跡公園の東の谷底に流れるのは、天津神社横から糸魚川駅経由して、日本海に注ぐ城之川(じょうのかわ)の源流部。
長者ヶ原遺跡のホウバ
 
糸魚川には糸魚川という名の川がなく、市街中央を流れる城之川に、背びれに細い糸状のヒレがある「イトヨ」が生息していたからイトヨの川、イトイガワという地名になったとする説がある。
 
また縄文時代に日本海沿岸各地に運ばれたヒスイや蛇紋岩の石斧は、天津神社付近から丸木舟に載せられて日本海に出たと推測されているので、「海のヒスイロード」の出航地でもある。
物部さんは初めて石笛を吹いたそうだが、1時間くらいで吹きこなせるようになった・・・それにしてもお肌ツルツルですねぇ(笑)
 
源流部は、遺跡の谷から滲み出る湧水が集まって流れる、夏でも枯れることのない清流。
 
だから足を浸して冷たさを感じて、生きた水を飲んでを甘さを味わって欲しいからこそ、脱ぎ履きしやすいビーチサンダルをお勧めしておるのですよ。
源流部に足を浸した物部さんが、突如と「きゃああああ~!きゃああああ~!きゃああああああああ~!」と何度も叫んだ。
 
どうしたっ!と聞くと「ヤバ~イ、気持ち良すぎるぅ~」からだそうだが、人気のない谷で妙齢女性と二人きりで叫ばれたら、俺の立場はどうなるのだ( ´艸`)
 
感情表現が豊かな人を案内すると楽しい。
 
遺跡は観て歩くだけじゃなく、色んな楽しみ方があるのですよ。
 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です