奥行きと密度・・・ヒスイに海を感じる

お暑うございます・・・写真だけでも涼風献上!
あるゲージツ方面で活躍する素敵な女性から「ステキ!♡」と称賛されて有頂天になった写真でございます( ´艸`)
 
ヒスイ加工において、表面の奥が感じられる奥行き感と密度を表現したいのだけど、ソウル歌手の物部彩花さんが同じことを音楽で言っていたが、彼女の母親が立体造形家とのことなので、その影響か?・・・。
 
子供の頃にみた波の奥の色に、「この中に入りた~い!この碧い世界に溶け込みた~い!」と、キュ~っと胸が締め付けられるような切ない想いを抱いたことがある。
 
知らないのに観たことがある感じ、懐かしい世界に還りたいという渇望・・・私はヒスイに海の奥行き、潮の匂い、潤いを感じる。
 
同じ歌でも歌い手によって印象が違うのは、歌唱技術以前に、奥行きと密度の世界観の違いによる問題だったのね!と物部さんの話を聴いて納得した。
 
それはヒスイ装飾品も同様だと思う。
 
私が作ったヒスイ製品に、「もののあわれ」を感じてもらったらどんなに嬉しいだろう。
 
目指し続けるのですよ、Keep Paddling!
 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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