アユの甘い匂いは母親の汗の匂い・・・矢口高雄さんを偲ぶ
矢口高雄さんが亡くなったそう。
「釣りキチ三平」「マタギ」もいいが、最も好きなのが、自伝的漫画の「蛍雪時代」と「おらが村」

昭和30年前後の豪雪地帯に生きる人々の暮らし、家族模様が余すところなく描写されていて、民俗資料としても貴重。

少年時代の思い出をつづったエッセイ「ボクの学校は山と川」もよく、後に国語の教科書にイラスト入りで載ることになった。
アユの匂いはスイカの甘い匂いに似ているというけれど、それは真夏の農作業から帰った母親に「おっかぁ~!」と飛びついて抱かれた時の汗の甘い匂いと同じで、アユ釣りをするたびに、母親の胸の柔らかさを思い出すそうだ。
久しぶりに読みますよ~。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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