小屋をDIYするなら専門店に相談を!・・・ぬなかわヒスイ工房増築プロジェクト
トタン屋根の解体のコツがわかってきた。

右の緑のは断熱材
傘釘にくぎ抜きの先端を差し込み、手だけでクイクイと傘の奥に滑りこませ、2個手前のトタンの凹みに小板をあてから、くぎ抜き先端を上にあおりながら玄翁で叩いていけば、トタンの凸凹がへこませずにスポンと引き抜くことができた。はがしたトタンは増築部の外壁に転用するから、大きな発見。
作業小屋や納屋などのDIYでトタン屋根を葺いている人も多いと思うが、トタンも傘釘も安い亜鉛メッキ製より多少高くてもガルバリウム鋼板製がイチオシ。
さらに言えば、ホームセンター品より板金加工屋さんで注文したガルバリウム鋼板は厚みもあって長持ちするし、長さも注文できるので余計な端材が出ない。ホームセンター品より1割か2割くらい高いが、配送無料で耐久性もいいし、金属ゴミが出ないメリットは大きい。

写真2枚目のケラバ(屋根の横)は、風にあおられてめくれない工夫としてトタンを巻き込んだ工夫だが、一番上のピカピカした傘釘は建築金物屋で購入したガルバリウム製で、下2段はホームセンター購入の亜鉛メッキ製。耐久性の差は歴然としている。
以前は材木やベニア板もホームセンターで買って軽トラを借りで自分で運んでいたが、今回は材木屋と建材店で購入したら品物がいい上に、配達も無料でやってくれるので大助かり。意外にも値段はホームセンター品より安いか同等で、相談にも乗ってくれるから今後は専門店で購入ですな。外壁下地のタイベックシートも地元の専門店の値段が、アマゾンやモノタロウの半額くらいなので驚いた。
ちなみに材木はランバー羽生さん、建材はラック糸魚川さんにお世話になっております。

3枚目の写真は屋根の角の雨漏り対策として、ガルバリウム鋼板の端材で自作した角金具。築10年目だけど雨漏りの形跡はなかった。
けっこういい仕事してるじゃないかと自分を褒める(=^・^=)
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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