勾玉つくりを再開・・・ぬなかわヒスイ工房改装プロジェクト
ほぼ半年ぶりに勾玉つくりは3日目で疲労困憊、立ち眩みするようになったので、今日は休養をかねて改装工事。

改装工事は休みなしでもこんなことにはならないのに、わたしにとっての勾玉つくりはやはり特別で、非日常の時間軸で流れていくようだ。

新しくつくった集塵システムの具合はいいし、BS-NHK「美の壺」を観て閃いた異業種の加工法をヒスイ加工に応用してみたら、改良の余地はあるものの及第点で今後が楽しみだ。

複数の勾玉を連ねた「古代風首飾り」も、これまでヒスイと同じく鏡面仕上げを目指していた姫川薬石やピンクヒスイを、多孔質な石材なりの自然な風合いを引き出す加工を目指す方針転換。

勾玉を単品で売るより、首飾りに仕立てて売るほうが楽しい仕事で、写真撮影も一度で済むから楽といえば楽。
休業中に頂いた注文品はまだ残ってるが、作りたい作品や試したいアイデアが溢れでてくる。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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