アメリカ人には勾玉より土偶がクールジャパンという学び・・・縄文オカリナ
遮光器土偶の眼をつくる手順は横棒が先か?輪郭が先か?

やってみたらどちらでもよいことがわかったが、最小限の表現なら横棒だけでもワカイイのですな。

輪郭だけだと不気味?

このような生命誕生の研究(笑)をしていたら、地元の人がヒスイ加工の現場を見学したいとアメリカ人観光客を連れてきた。
ベトナム戦でPTSDとなった建築店社長とのことだが、ヒスイ製品よりDIYした工房のシステムに興味がそそられ、作りかけの縄文オカリナにこれはなんだ???と驚いていた。

サイズもデザインもバラバラなのは手づくりの証し!
型抜きじゃないの?キルン(窯)はどこ?バーベキューコンロで焼いてるって!?粘土なのになんで黒いの?3,000年前に流行したチャコール着色の技術だって!ワォ信じられない!と、今時の日本で家内制手工業をしていることに感激して、土産にと買ってくれた。

ほんとは勾玉買って欲しかったが、アメリカ人は勾玉より土偶がクールジャパンという学びをしました( ´艸`)
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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