日本海の女王「ヌナカワ丸」海へ!・・・縄文丸木舟復活
日本海の女王「ヌナカワ丸」海へ!

6年ものブランクでアウトリガーを固定するターンバックルの締め方を忘れてしまい関係者を慌てさせてしまったが、フォッサマグナミュージアム学芸員の香取氏の機転で無事進水。

県立海洋高校と東京海洋大学のイベントだったので、先生方と生徒に「みなさんっ!ヌナカワ丸さえあれば日本海は世界の玄関口となるのですっ!佐渡へ!能登へ!冒険がまっておりまするぞ!」と息巻く。管理職の先生はそうだそうだ!実習船で伴走すればいい!と同調しても、現場責任者の先生はいやぁ、と苦笑いするのは毎度のことw

注目して欲しいのはアウトリガーのアマ(フロート部分)が海水面から少し浮いているところだ。
アマが接水していると抵抗となるので、アマは接水せずにヤジロベイのようにバランスをとりながら進むのが理想で、改装の前より具合がよく速度もアップした。
また定員も大人3人から4人に変更した結果もオッケイ牧場で、ウネリさえなければ大人2人に子供4人でもいけそうだ。きちんと漕げるクルー4人なら巡行速度6キロは見込め、佐渡海峡横断6時間台も夢じゃない。
試乗した東京海洋大学の先生も「これなら佐渡も大丈夫ですねぇ」と感心されて、海のヒスイロードや体験学習の談義に興じた。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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