下町の大衆店で迷惑な外国人旅行客・・・いいことばかりじゃないインバウンド

インバウンド観光客が復活して、これまで常連相手にで賑わっていた下町の飲食店に外国人観光客が来るようになり、店主たちが困惑しているようだ。
 
浅草の友人の家はモンジャ焼きの人気店だが、SNSに下町情緒あふれる写真を投稿するのが目的なのか、750円のモンジャだけを注文して二時間も居つづけた外国人カップルがいたそうだ。
 
大衆店は混雑する時間帯は相席が常識だし、客側もすばやく食って出ていくのが礼儀と心得ていたもんだが、一見客の外国人旅行客にはその常識が通じないのだ。
根津の路地裏にある「和幸」は安くて美味いので、夕方は仕事帰りのサラリーマンで賑わう大衆店だけど・・・。
 
昨夜は定食屋「和幸」で日本人客が荷物を膝の上に置いて相席で協力しあっているのに、外国人カップルが空いた席にでかい荷物を置いて4人掛けの席を占拠して、我関せずとペチャクチャお喋りに夢中になって食事をつついていた。
 
予約客限定の高級店ならいいだろうが、単価をおさえた大衆店は客の回転数で稼いでいるのだから、店の人も気が気ではないだろう。
少なくとも下町の大衆店では外国人観光客は迷惑な存在だ。
 
世界中で最も読まれているガイドブック「ロンリー・プラネット日本編」に書いて欲しいよな。もっとも今時はネット検索して穴場的な店を見つけるのかも知れないから、インフルエンサー諸氏は大衆店のマナーも書いて欲しい。
 
 
 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です