震災で散乱した資料から我が青春のバカ記録を発掘・・・令和6年能登半島地震

地震で散乱した書籍と資料の整理がやっと終わった。処分するに忍びないものが沢山でてきて、その筆頭が落書きだらけの高校の生徒手帳で、「バカだねぇ」と苦笑い。
「美術部には変わった人が多い」という周囲の期待に応えたのだろうが、当時のアイドルは高校1年の12月8日に死んだジョンレノンと坂本龍馬で、龍馬の写真は雑誌の切抜き、女の子の人形は通学路に落ちてたのをかわいそうだからと拾ってあげたもの。
 
生徒手帳に「燃えるリスト」と称した女子のランキングをつくったり、女子にスリーサイズを聞きまわってメモしてたヤツもいた。愛すべきおバカ男子たちは今どうしてる?
 
ボロボロになった「中一英語アタック」も出てきて、これは高校入学すぐの実力テストで惨憺たる点数だったので、「土台だめならどだいダメ」と書かれたプリントを渡され、中一の例文の追試で80点以上でないと落第と申しつけられて必死に勉強した我が青春のバカ記録だから捨てられない(´;ω;`)
 
後年に英語の松平先生に会って「英語で赤点しかとったことのないオレでも海外旅行先で困らず友達もできます。つまり英語とは文法に非ずハートです!」と言ったら、「中一の英語から勉強しなしたお蔭だわね。感謝しない」と笑われた。
 
数1、物理1と化学1の教科書も出てきて、これは仕事で必須の素養だったから参考書として使っていた。高校の時はちんぷんかんぷんだったモル比の計算が仕事では簡単に理解できたので、これまた後年に化学の白沢先生に会った時に「ボクはやればできる生徒でしたっ!」と言ったら破顔一笑して「そうか!」と言われた。柔道部の顧問をしてた豪快な先生だったナ。こちらは泣く泣く処分。
 
高校時代は人生で一番いい時というけれど、今になってシミジミそう思う。そういえば高校時代まで過ごした糸魚川では地震を体験したことがなく、3・11から急に地震が増えたな。
 
 
 
 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です