最悪な事態を想定してネガティブをポジティブに取り組むのが本当の防災・・・わたしの災害ボランティア活動
被災地支援だけがボランティア活動ではないと、防災の伝道師みたいなことしてたら相談をうけるようになった。
会社で働く外国人技能実習生の寮は大丈夫か?イザという時はどこに避難させたらいいか?
山間地にある家の土砂崩れは大丈夫か?などなど。

スマホアプリの「新潟県防災ナビ」は各都道府県版があるようだから、旅行先でも活用してほしい。
国土交通省の「重ねるハザードマップ」もいい資料だ。
https://disaportal.gsi.go.jp/maps/?ll=35.353216,138.735352&z=5&base=pale&vs=c1j0l0u0t0h0z0
しかしパソコンのない出先だとスマホでサイトを見せても、高齢者には画面が小さすぎて理解してはもらえない問題に直面した。

消防本部で紙媒体のハザードマップがないか相談したら、「防災ハンドブック」に土砂災害ハザードと洪水ハザードが併載されており、地区別の土砂災害ハザードもあったので5部づつもらった。

地区別の土砂災害ハザードマップをつなげて、対面で相談者に説明してミッション完了。自宅を赤マジックで囲んで避難経路を青マジックで書き込むなどすればなおいい。
ハザードマップで大丈夫でも油断禁物だ。台風の増水時に津波がきたら?大雪の時に地震がきたら?外出先で災害が発生したら?と、複合災害を想定してこそ防災。
最悪な事態を想定し、ネガティブをポジティブに考えるところがスタートライン。
旧日本軍はそれをしなかったから、不沈艦「大和」は2時間足らずの空襲で沈んだし、ミッドウェー海戦やガダルカナル戦、インパール戦の大損害につながっている。フクシマもまた然り。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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