ビニールハウス避難者を待ちうける過酷な夏・・・能登半島地震ボランティア
輪島から珠洲に向かう途中の沿道に酷く損壊した家があったので、お手伝いすることありますか?と声をかてた。

子供5人を含む9人家族の米農家がビニールハウスに住んでいて、倒壊家屋から衣類が取りだせていないというので、モンベル提供の春物ジャケットを家族分、それに輪島の某企業から預かった支援物資を渡す。

ビニールハウスの一時避難者の本当の試練は、暑くなる5月から9月までをどう過ごすかだろう。
裾をまくって風をいれることはできるし、全体を遮光ネットで覆ったにしても真夏には蒸し風呂状態になるから、熱帯夜など眠れるか???

雨水をドラム缶で煮沸して生活用水にするなど、開拓農民のような生活に逞しさを感じた。こういった生活力は農家は強い。
外に置いてあったユンボやトラクターは無事だったが、納屋が倒壊したハーベスターは潰れたままで、今年の営農は無理でも自給分の米だけつくりたいとのこと。

10丁規模の農家が農機具をそろえるだけで幾らかかるのか?この家族に日常がもどるのはいつの日か?
ある方と縁結びをして継続支援を考えている。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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