遮熱シートでコンクリート表面温度がマイナス23.2℃!・・・酷暑対策DIYで被災者支援
西日が当たって暑いダイニングキッチン前にカーポートがあるので、屋根に遮熱シートと遮光メッシュシート両方をかけて比較してみた。

屋根の奥の白いシートが遮熱シートで、手前の黒いシートが遮光メッシュシート.。屋根の端に40㎝くらい垂らしてあるのは、斜め上から差し込む西日を緩和するため。

奥の黒い部分は遮熱シートで、手前が遮光率80%をうたっている遮光メッシュシート。ホームセンター品の黒いメッシュシートは蓄熱するので、業務用には遮光に加えて遮熱機能をもたせた銀色や白もある。

午後3時の直射日光があたる舗装表面温度は52℃!

遮熱シート下のコンクリート表面温度は28.8℃となんと23.2℃差!
遮光メッシュシート下のコンクリート表面温度は遮熱シートとあまり変わらないが、屋根裏から計測した表面温度は5℃くらい高かった。

ついでに融雪ホースで5分ほど散水して打ち水効果を試したら、表面温度はそれほど変化はないが、体感温度は明らかに涼しい。ただし外気温40℃以上となると蒸し風呂になる可能性はあるw

意外に奥まで届く西日を遮るためにメッシュシートを袖壁として追加!
明日から能登入りして、仮設住宅屋根を遮熱シートで覆うモデルケースの可能性を調査して、可能なら8月に実証実験をやる。遮熱シートなどの経費実費は、現在のところ20万円を超えている支援金を充てる所存。
寄付してくれた皆様はガソリン代にでも使ってくださいと仰るが、わたしは自分の好きなことを好きなようにやっているだけなので不要で、浄財は被災者のために役立てますぞ。
室温が5℃でも下がればオッケイ牧場だ。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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