湯気がたつような温かい贈り物・・・「寄りそう正月モチ」
奥能登に正月モチを贈る募金箱に、しっかり握りしめて温かくなったような小銭をいれてくれた幼稚園児がいた。手が届かなかったので母親に抱っこされて「ガンバッテください!」と言っての募金だ。

その湯気のたつような温もりを被災地にとどけたい・・・。
そんな思い出の数々を思い出しながら事前告知のチラシと、850個のモチにつける説明文を何例かつくり、能登の震災者とチャリティイベントでお金をあつめてくれた阪神淡路の被災経験をもつ友人に読んでもらって校正をかさねた。

「寄りそう」という文言が身に染みるとのことで、タイトルは「寄りそう正月モチ」にした。

850袋の個々のモチにも短い手紙をつけたのは、どこの誰だかわからない人からの支援物資とうけとってほしくなく、浄財を寄せてくれた人たちの想いを伝えたいから。

表はこんな
現地で配布を手伝ってもらう公民館とボランティア団体に発送できたので、心おきなく冬至イベント「時空フェス2024」に出発できる。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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