はじめて聞き入った総理のスピーチ・・・被爆80年平和式典の映像記録
広島の平和式典をラジオで聴いていたら、いつもの総理のスピーチは官僚が書いた原稿を読んでいるだけの空疎さを感じるのに、石破総理のスピーチだけは真心を感じて聞き入った。
「太き骨は先生ならむ そのそばに 小さきあたまの骨 あつまれり」と被爆をつたえる短歌を引用し、「その光景というものを想起しただけで本当にどれほど悲惨なことであり、どれほどの悲しい思い、辛い思いがそこにあったか、ということであります」と続けたのだが、歴代総理のスピーチにホロっとしたのははじめてだナ。

石破総理を批判する向きはあろうが、歴代総理の空疎なスピーチと違い、自分の言葉で話していたらしきスピーチはおおいに評価したい。
映像なしのラジオはテレビより内実が伝わりやすいのだが、整体協会の先輩からも「石破さんのスピーチよかったねぇ」とメールがきた。
広島市長はそうでもなかったが、子供代表、県知事のスピーチも身に染みて、後からYouTubeで視聴してみたら、核抑止を是とする安全保障を批判する県知事のスピーチのタイミングで、自民党議員~参政党と日本保守党~石破総理の順にアップになっていて、ドキュメンタリー映像としても秀逸だった。
広島県知事挨拶【全文】「核兵器廃絶は、実現しなければ死も意味する現実的な目標」湯崎英彦 (2025/08/06 08:47)
もしかしたら撮影クルーは、事前にスピーチ内容を入手してパンするタイミングを狙ってたのか?偶然にしろ後世に残したい記録映像だと思う。
嫌われてもいい。友達が減ってもいいからなんどでも書く。
「安全地帯にいる人の言うことは聞くな!、が大東亜戦争の教訓」・・・海軍で特攻隊をはじめた第一航空艦隊の門司副官が、最晩年にノンフィクションライターの神立尚樹さんに遺言のように遺した言葉である。
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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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