「自分にできること」・・・能登半島地震ボランティア
金沢市出身の漫画家のたっぺんが、能登半島地震のニュースに衝撃をうけ、「自分にできることは何か」と始めたのが、「レインボウ・レボリューション・プロジェクト」だ。

たっぺんは漫画家らしく被災地を訪れた時のことを漫画に描いた。第一作目がこちら。

誰だって被災地に来ると言葉を失うのだが・・・朝市通りの賑わいを知っているたっぺんにとって、かなり辛い体験だったようだ。
たっぺんは石川県出身の仲間たちとイベントを開催して、漫画を売って義援金をつくったりしていた。
現地の声を聴くことが大事と被災地巡りを持ちかけたら、ベストセラー作家ひすいこたろうさん、神話研究家のまっきーさんも是非にとご一緒したのが、昨年の豪雨災害直後の10月。

たっぺんはとひすいさんも出版業界にお世話になっている人なので、仮設店舗で営業する珠洲市の「いろは書店」にもご案内。中央で絵本「あさいち」で顔を隠しているのが、ひすいこたろうさん。
絵本「あさいち」は70年代くらいの朝市通りの風景を描いたロングセラーで、面白いとそそのかして買ってもらったw
たっぺんはこの時の訪問記も漫画にして、2冊目となる完全版が出版された。

案内した被災者に、手書きメッセージを添えた漫画を渡して欲しいと、オラは託された。

人が手渡しすることは大事だから、おっけい牧場だ。
ひすいさんは被災者に自著を献本したり、能登で買い物をしてお金を落としたり、年末イベントで輪島漆器義援金プロジェクトのブースをつくってくれた。

応援するつもりが応援されていたことに気付いたたっぺん・・・「能登はやさしや 土までも」
オラはまだ気力が回復してないので休んでいるけど、今も地道に「輪島漆器義援金プロジェクト」を継続してくれている人もいる。

「輪島漆器義援金プロジェクト]とは、昨年の4月から個人的にはじめた、災害関連ゴミとして処分される漆器を救出して、売上金の全額を被災者に義援金としてお換えしするボランティア活動で、販売会の輪が各地にひろがった。
自分探しとやらで聖地巡りしたり、自己啓発セミナーや霊能者に金を払う人もいる。
昨年は仕事を休んで、「輪島漆器義援金プロジェクト」に専念しながらSNSで情報発信をしていたが、そんな人たちに限って「能登半島地震は人工地震の攻撃!」「豪雨災害は某国の気象兵器のせい!」だの、「復興がすすまないのは闇の勢力のせい」とかの陰謀論コメントをくれたりもした。
陰謀論の拡散は、被災地を食い物にして、荒唐無稽なフェイク情報を垂れ流して利益を得ようとするSNSビジネスに加担するだけで、被災者の誰も得しないし、どれだけ心を傷つけるのかも想像できないアホ!
四の五のと言ってないで、困った人に対して「自分ができること」を見つけて、行動することこそ、究極の自分探しじゃね?
個人的には「自分探し」なんて恥ずかしい言葉をつかわないし、やるべきことが山ほどあるから考えるヒマもないけどネ。
#能登半島地震 #能登半島地震ボランティア #輪島漆器義援金プロジェクト #自分探し #縄文人見習いの糸魚川発 #ひすいこたろう #レインボウレボリューションプロジェクト
投稿者プロフィール

-
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
最新の投稿
災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)2025年10月20日「自分にできること」・・・能登半島地震ボランティア
糸魚川自慢2025年10月19日大人になった気分デス・・・充電式ブロアーと「あさひ楼」のラーメン
ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ2025年10月17日現代の勾玉のつくられ方・・・時代おくれのヒスイ職人の独り言
糸魚川自慢2025年10月13日縄文キッズ養成講座「丸木舟体験会」・・・糸魚川の浜言葉でオモテナシ