2018年2月25日 / 最終更新日 : 2018年2月25日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 滑石管玉に挑む・・・大首飾りプロジェクト10/249 松浦武四郎の「大首飾り」に含まれる、古墳時代に作られた滑石製の二本の管玉レプリカ作りに、延べ三日、実質一日を費やした。 試行錯誤を繰り返して作った滑石製管玉。左;長さ25㎜×直径7㎜(孔直径3㎜)、右;長さ20㎜×直径6 […]
2018年2月24日 / 最終更新日 : 2018年2月24日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 秘密兵器導入・・・トランススライダー 武四郎の大首飾りは縄文から古墳時代、一部近代に作られた250点ほどの玉類がのうち、硬玉ヒスイはたった9点のみ。 大半を占める水晶や瑪瑙をヒスイと同じ乾式研磨をすると、熱膨張で表面剥離するリスクがあり、またヒスイにしろ現代 […]
2018年2月17日 / 最終更新日 : 2018年2月17日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 手の感覚・・・古墳時代の切子玉に挑む 甲府の水晶加工の名人から「難しいよぅ、毎日作っても最低10年はかかります」と言われてビビッていた、古墳時代の水晶の14面体の切子玉を試作しているが、やはり難しい。 古墳時代の切子玉(出典先は埼玉県上里文化財センター) 水 […]
2018年2月11日 / 最終更新日 : 2018年2月11日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 弥生時代のガラス製勾玉を再現したい 弥生時代のガラス製勾玉のレプリカを作らなければならなくなった。 弥生時代には輸入ガラス製品をリメイクして勾玉が作られるようになり、どうやらヒスイより格上と考えられていたようだ。 魏志倭人伝に記述のある邪馬台国の朝貢品に「 […]
2018年2月7日 / 最終更新日 : 2018年2月7日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 松浦武四郎・・・北海道は北加伊道、アイヌの土地 二百年前の旧暦二月六日、伊勢松坂に産まれた松浦武四郎は、幕末期にアイヌ民族の協力により蝦夷地をくまなく探検踏査した探検家。 幼少より好奇心旺盛にして本草学(今でいうなら博物学)を学び、少年時代には見聞を広めたいと家出まで […]
2018年1月18日 / 最終更新日 : 2018年1月18日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 勾玉はお守り?・・・勾玉象嵌カンザシ ヒスイ装飾品や勾玉がお守りとして認識されるようになったのは近代以降のことで、古代社会に置いては呪術的意味を持つ威信材であったらしい。 即ち、ヒスイ装飾品は縄文以来、誰でも気軽に身に付けられる装飾品ではなく、特別な身分の人 […]
2018年1月10日 / 最終更新日 : 2018年1月10日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 天岩戸と銅鐸 銅鐸の舌(ぜつ)をヒスイで作った→どうせなら錘形ではなく勾玉にしよう→銅鐸に勾玉を吊るしたら、母胎に浮かぶ胎児をイメージした→そう言えば奈良の弥生時代の「鍵遺跡」出土の褐鉄鉱(かってっこう)に入れられた勾玉に似てるなぁ・ […]
2018年1月8日 / 最終更新日 : 2018年1月8日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 縄文石笛の新発見か?!・・・児玉石神事 長野県松代町の玉依比賣命神社の新春の神事で、奉納された玉類の数を数えて吉凶を占う「児玉石神事」に友人達と二年連続参列。一緒に参列した友人の一人が、氏子以外には知る人も少なかったこの神事を世に出した功労者とも言える神道研究 […]
2018年1月5日 / 最終更新日 : 2018年1月5日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 仕事始めは三環鈴の研磨 仕事始めに銅鐸の研磨仕上げと、もう一つの頂きものの三環鈴(さんかんれい)の研磨をした。 左が研磨済みで右が未研磨の銅鐸で、中央が三環鈴。 年末の銅鐸研磨は横浜での「冬至祭」に持って行くために間に合わせ仕事だったが、納得の […]
2017年12月30日 / 最終更新日 : 2017年12月30日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 冬休み特集、銅鐸大解剖! 冬休み特集「銅鐸大解剖」! 昵懇を頂いている考古学者から再現実験で作った銅鐸を二つを年末に頂き、銅鐸は砂型から出しただけだと砂の痕が付いてザラザラしていると知った。 本来は木炭などで研磨してザラツキを除去するらしいが、右 […]