長者ケ原遺跡のカタツムリの渦は左巻きなのだよ

フォッサマグナで地質構造的に東西日本の境界に位置する糸魚川市。

地質構造的だけではなく、文化的な東西の境界であることも有名で、民俗学の本にもよく紹介されている。

その境界とは概ね、上流部にヒスイ原石の露頭がある姫川だ。

生物界でも鬼蜘蛛の巣の張り方や、源氏ボタルの発光周期も姫川を境に違うと聞いている。

8月に「ぬなかわヒスイ工房」に遊びに来た東京のお客さんを長者ケ原遺跡に案内したら、カタツムリを見つけて喜んで写真を撮っていた。
Dsc_1366

糸魚川市のガイドブックに、カタツムリの渦の巻き方までもが違うと紹介されているとの事。

初耳である。

私もカタツムリの写真を撮ってネットで調べたら、右側のカタツムリの渦が右巻きで、左側が左巻きであるとの事で、左巻きカタツムリは全国的にも珍しいのだと。

だからどうした、と言われても困るけどねえ・・・。

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

長者ケ原遺跡のカタツムリの渦は左巻きなのだよ”へ0件のコメント

  1. イノキン より:

    野焼き案内確認願います。(パソコンにて・・・)
    野焼き案内確認願います。(パソコンにて・・・)

  2. 縄文人(見習い) より:

    イノキンさん。
    イノキンさん。
    有難うございます。
    丸木舟大会で福井に行っていたので、返信できませんでした。
    大会は惜しくも準優勝!

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