簡略と誇張・・・遮光器土偶石笛
縄文女子に人気の遮光器土偶オカリナを石笛化。
唯一、店頭販売して頂いている京都の「民族楽器コイズミ」さんでも、外国人観光客がお土産に買っていってくれるそう。

右がオカリナ、左が石笛

線刻部分を研磨するか未研磨のままにするかは悩み所だが、ブレのない均一な線刻なら未研磨でも恰好いいと思う。

遮光器土偶の実物は、表面にベンガラが塗られて赤く彩色されていた痕跡が残っている。
土と石では表現手段が全然違って、出土品を石で製品化する場合は簡略化と誇張が必須。
見た人がイメージを共有してくれれば成功だと思う。

最小限で本質を表現する工夫は、俳句に似ている。

どこまで実物と同じにして、どれだけ省略するのか?紙に描いたデザイン画では分からず、実際に作ってみないと駄目ですな。
もっとシンプルに、もっと大胆に、と縄文人(見習い)の苦悶は続く。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。





