嗚呼、懐かしのハエ取りリボン

まだ売っていたぞ、ハエ取りリボン!


懐かしくて買ったが、若い人は知らないかも。


粘着性のある誘引剤が塗られたリボンをぶら下げてハエや蚊を捕獲するだけだから、化学物質を発散せずアレルギー体質にも優しい虫取り。

化学物質どころか匂いもないので、今でも食品関連の製造業や飲食店の厨房などで需要があるらしい。

蚊取り線香が攻める防虫けならハエ取りリボンは受けの防虫だ。


子供の頃、おっちょこちょいの私はよく電灯の紐にぶら下げたハエ取りリボンに頭や顔をくっつけてしまい、お袋から外してもらった記憶が蘇った。

 

当時はボットン便所が普通だったから、子供にとってハエはウ〇コを食って育ったばっちい虫。

その死骸が大量にくっついたハエ取りリボンが顔や髪にベタベタと貼りつくのだから堪らない・・・子供時代の夏の記憶。

調べたらリボン式は昭和5年に日本の会社が発明して、海外にも輸出していたそう。

昭和の匂いのするレトロな虫取りだが、夏の季語でもあるらしい。

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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  1. ブランフェムト より:

    Unknown
    子供の頃はコレ、ポピュラーだったのに今は見かけなくなり。
    小学生の頃、留守番してたら何やらうるさくなり。
    声のする方向見たら、ハエトリリボンに燕が張り付いて助けを求めて鳴いていた。
    当然羽をハエトリリボンからはがしてやった。
    燕の恩返しはなかった(笑)。
    そんな事あるんだ〜と思った出来事。
    ちなみに10数年前ネズミ捕り用とりもちを腹に貼り付けて帰宅した、去年虹の橋に逝った爺ちゃん黒猫、余程怖かったのか?トラウマになったかセロテープ等粘着物みるとウワッ⁉︎な顔して逃げるようになった。
    ↑ワザワザ見せて反応楽しんだ悪い飼い主。

  2. 縄文人(見習い) より:

    ブランフェムト様
    飲食店を経営している後輩の家でも、臭いが出ず殺虫剤の薬害もないので今でも愛用しているそうですが、飼い猫がよくくっつけて大騒ぎになるそうです(笑)

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