各地で意味がちがうオゾイ・・・糸魚川方言

「おぞい」は糸魚川方言で「みすぼらしい・見劣りする・みっともない」という意味になるが、仕事中に聞き流していたNHKラジオ教養講座で古語の「おぞし」の説明があって由来が判明。
 
https://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%8A%E3%81%9E%E3%81%97
 
以前から「悍ましい・おぞましい」の方言化かと思ってはいたが、本来は勝気である・乱暴という意味だそうだ。
 
調べてみたら各地で意味が違い、栃木では子供への褒め言葉で「優れている・かわいい」という意味で使われているらしい。
 
栃木で「おぞいねえ!」と褒められた糸魚川の人、怒ってはいけない(笑)

 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

各地で意味がちがうオゾイ・・・糸魚川方言”へ0件のコメント

  1. mash1125(世界の街角) より:

    Unknown
    出雲では怖い(コワイ)という意味です。

  2. 縄文人(見習い) より:

    世界の街角さま
    古語のオゾイには怖いという意味もあるようで、出雲では古語のまま残っているのですね。
    余談ですが、糸魚川では海の波をノタといい、これは弥生時代くらいに出雲からやってきた方言とのことで、調べたら出雲~山形の沿岸に分布しているようです。

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