各地で意味がちがうオゾイ・・・糸魚川方言
「おぞい」は糸魚川方言で「みすぼらしい・見劣りする・みっともない」という意味になるが、仕事中に聞き流していたNHKラジオ教養講座で古語の「おぞし」の説明があって由来が判明。
https://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%8A%E3%81%9E%E3%81%97
以前から「悍ましい・おぞましい」の方言化かと思ってはいたが、本来は勝気である・乱暴という意味だそうだ。
調べてみたら各地で意味が違い、栃木では子供への褒め言葉で「優れている・かわいい」という意味で使われているらしい。
栃木で「おぞいねえ!」と褒められた糸魚川の人、怒ってはいけない(笑)
投稿者プロフィール

-
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
最新の投稿
災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)2025年10月20日「自分にできること」・・・能登半島地震ボランティア
糸魚川自慢2025年10月19日大人になった気分デス・・・充電式ブロアーと「あさひ楼」のラーメン
ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ2025年10月17日現代の勾玉のつくられ方・・・時代おくれのヒスイ職人の独り言
糸魚川自慢2025年10月13日縄文キッズ養成講座「丸木舟体験会」・・・糸魚川の浜言葉でオモテナシ
Unknown
出雲では怖い(コワイ)という意味です。
世界の街角さま
古語のオゾイには怖いという意味もあるようで、出雲では古語のまま残っているのですね。
余談ですが、糸魚川では海の波をノタといい、これは弥生時代くらいに出雲からやってきた方言とのことで、調べたら出雲~山形の沿岸に分布しているようです。