サクランボ・・・ぬなかわヒスイ工房増築プロジェクト
屋根下地が終わり、週明けの板金工事を待つ間に間柱、開口部など造作しつつ、やっと小屋らしくなってきた。
屋根下地ベニアをひとりで屋根にあげるたび、ビス固定するたびに一歩づつ完成に近づいていく。
近所の桜の樹にサクランボがなっているのを初めてみて、落ちているのを食ったら正真正銘のサクランボ。すわ天変地異の前触れか!と母に教えたら、八重桜にはサクランボがなるのだと、驚きもしなかった。
屋根桁の上に屋根垂木をのせると、当然ながら垂木分の隙間ができる。素人仕事だと隙間の寸法がバラバラなので、隙間を閉じる埋木の寸法もバラバラだから、面倒くさい。

ところが今回は中川親方に桁と垂木をやってもらったので、同じ寸法に切りそろえた埋木がスパスパと収まっていくではないか。前回の時はホームセンター購入のツーバイ材を使ったが、今回は地元の製材所「ランバー羽入」さんの屋根垂木を使ったこともある。
生あくびがと溜息が出てくるようになったので、ここらが休憩の潮時のようだ。この土日は久しぶりに工事から離れる。

今日から8月まで、イベント講師や来客の予定が目白押しだから工事はペースダウンしそう。
しかし屋根さえできてしまえば、慌てることはない。6月中には7割がた完成して、7月中にはいい線いっているだろう。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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