「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんの暑さ対策・・・コンクリート砂漠の都市部の課題

「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんの猛暑対策は、「暑い時に草刈りをせず、日陰をつくり、土の温度を下げる」だそうだ。

YouTube動画では触れていないが、木村さんの草刈りは4月と、収穫前の9月の年2回だけだとのこと。

では地面がコンクリートで覆われた都市部の住宅街で、地温をあげない工夫をどうするか?

わたしがコンクリート工学を学んだ恩師が、40年以上も前に透水性の舗装を開発していて、暑さ対策や集中豪雨対策に有効と聞いている。

しかし割高になる問題と、施工技術をもつ施工業者が少ない他に、寒冷地では凍結融解作用で舗装が壊れやすい問題があって、一般には普及していないようだ。

首都圏直下型地震がおこると、広範囲な停電が長期間にわたるだろうから、一次災害は免れてもエアコンがつかえず、多くの人が熱中症や低体温症で亡くなる可能性は高いだろう。

防災は自助が基本だから、各自が真剣に考え、ボトムアップ式に行政を動かし、災害につよい都市計画をするしかないのではないだろうか。

#奇跡のリンゴの木村秋則さんの猛暑対策 #首都圏直下型地震 #災害に強い都市つくり #透水性コンクリート #熱中症対策

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です