縄文スタイルの作品つくり・・・糸魚川翡翠展2025
外国人にとって勾玉は、クエックションマークやカシューナッツの形の石と認識されてしまうし、日本人でも意味を主張しないアクセサリーが欲しい人もいる。
しかし貴金属の枠にはめたルースペンダントでは、ヒスイの希少性やパワーストーンとしての価値のモノ売りになりがちで、誰でもやっているから、わたしの仕事ではない。

縄文をテーマにしているのだから、いま在る原石のカタチを活かし、活花をするようにカタチを整える。

緑色でも不純物の角閃石の黒い模様が一面にはいっているヒスイは商品価値がないとされるが、優生思想のようでわたしは好まない。個性を活かす作品つくりこそがヒスイ職人の仕事だと思う。
誰でもオンリーワンと歌うスマップの「世界でいちばんの花」は名曲ですねぇ。
三角っぽいのはサメの牙玉をイメージした縄文風の線刻をして、縄文以来の「ヒトと翡翠の物語」を作品にする。

実際にフレーク(石を割った時の薄片)をサメの牙のように整えたヒスイ装身具も、晩期に出土していているのだ。

綺麗なヒスイは渦巻文なしで美肌部門にエントリーw・・・ただし黄色や白の斑(フ)も不純物としてあつかわず、あるがままの個性として捉えるのが、わたしの縄文スタイル。
「糸魚川翡翠展2025」まで1週間。
今年は外国人観光客にも買ってもらえる、縄文テイストの作品つくりに力をいれている。
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投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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