地滑りから護ってくれたご先祖様の物語・・・「輪島漆器義援金プロジェクト」
正月らしく、ご先祖の加護を感じるエピソードをご紹介。
漆器を代行販売させてもらった輪島市の漁師さん一家は、お渡しした義援金で、震災で倒壊した自宅裏山のお墓を補修して、仏壇を買い替えたのだそう。

震災についで無情にも9月の能登に豪雨災害が発生し、自宅を直撃する箇所でも地滑りがおこったが・・・。

基礎工事をし直したお墓が地滑りを食い止め、自宅は無事だった。

「ご先祖が護ってくれた」が、漁師さん一家と関わったボランティア一同に共通した想い。
わたしが埃とカビで汚れた漆器を、被災家族に一緒に洗いましょうとお誘いするのは、縄文人がやっていた「モノ送り」の儀式のつもり。

漆器の汚れ落としは最初は嫌がられるが、輝きがピカピカに蘇ると、自然と敬虔な心持ちになってくる。右端が長崎からやってきたボランティアさん。
それは一緒に漆器洗いしたボランティアも同じで、赤の他人なのに親戚みたいな気持ちになる。

輪島の漁師さん一家の漆器を担当してくれたのが、毎年、都内で個展を主催してくれているプロデューサーの天川彩さん。仕事を二週間ストップして「輪島漆器義援金プロジェクト」に専念してくれて、大量にあった漆器を完売してくれた。
そして、どこかの誰かが漆器を買ってくれるということは、「モノ送り」した先祖の想いが義援金になって還ってくるという図式で、「寄りそう正月モチ」も同じ原理なのだ。
民俗学者の柳田邦男は、日本古来の神様とは来訪神であり、節目ごとにお迎えする神の正体は祖霊なのだと看破した。
つまりは正月に迎える歳神は祖霊。
「輪島漆器義援金プロジェクト」を通じて、姿はみえなくとも、ご先祖が見守っている、共に在ると感じてもらえたら幸い。

天川さんの友達で、お笑い集団「ワハハ本舗」創立メンバーだった俳優の佐藤正宏さんは、「輪島漆器義援金プロジェクト」公式マスコットキャラクターに認定w
もちろんご縁のできたボランティアもそうだし、漆器を買った人々も応援団。
これから漆器販売ボランティアをする人たちは、ぜひとも共有してほしいモノガタリ。
なんまんだぶ・なんまんだぶ・なんまんだぶ・・・。
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投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。






