たくましくも優しい苦労人、マネキンさんたちに幸あれ!・・・郡山ご当地デザートのクリームボックス

店舗や催事場で臨時雇用される販売員を、マネキンというのだそう。

いわゆる派遣労働者なのだけど、マネキンは人材派遣業者から紹介を受けて、求人先との直接契約をする個人事業者。
 
要請があれば試食販売、アパレル、ジュエリー、特産物なんでもござれの販売のプロフェッショナル。
 
いまいる催事場には60代くらいの地元女性のマネキンが多いようだが、みなさんほがらかで明朗快活なお人柄。
 
友人から、郡山には「クリームボックス」というご当地デザートがあると教えられ、どこに売っているのかと近所のマネキンさんに聞いたら、なんと翌朝さっそく買ってきてくれた。
甘いホイップクリームが塗られた厚きりパンで、おやつにはボユームがあり過ぎた(笑)
 
別のマネキンさんはご当地限定販売のお菓子をくれたが、なんて優しい女性たちなのだろう。
 
コロナ禍でマネキンさんの仕事も激減したそう。
 
一日中立ちっぱなしで、体調が悪くても、嫌味なお客さんにも笑みを絶やしてはいけない仕事。
 
時には家族を残して長期の県外出張もする。
 
シングルマザーとなり、この仕事で二人の子供を育てあげたマネキンさんの話しは、連続テレビ小説のヒロインのよう。
 
たくましくも優しい苦労人、マネキンさんたちに幸あれ!
 
 

 

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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