2024年3月25日 / 最終更新日 : 2024年3月25日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 窓の外にUFOが見えると訴える被災者・・・勾玉つくりで日常をとりもどす 顔なじみの被災者にお困りはないですか?と聞いたら、窓の外にUFOが出るというので、ずーと確認し続ける。ボランティアは地道な作業であっても、寄り添うことが肝要なのである。 光をヒスイに透過させて浮かび色にもいろいろあるが、 […]
2024年2月17日 / 最終更新日 : 2024年2月17日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 勾玉の型を遺物に学ぶ・・・臨作、そして守破離 書道家の臨書と同じく、遺物の臨作(複製)は操作願望や予定調和からの解放だ。型の中で無心に遊ぶ感じが心地よい。 最近はやわらかい滑石で臨作。手本は弥生時代中期の宇木汲田遺跡出土の丁子頭勾玉。 今どきの日本人の […]
2024年2月10日 / 最終更新日 : 2024年2月10日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 勾玉の時系列をビジュアルで解説・・・ヒトと勾玉の物語 遺物モデルの滑石勾玉を時系列で並べて展示し、体験会や講演会の時に持ち出せる工夫をした。 壁に固定した展示枠の上が開いているので、展示板を上に引き上げて外すことができるようになっている。 縄文早期末の黎明期& […]
2024年2月8日 / 最終更新日 : 2024年2月8日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 仕事はじめは遺物の複製・・・古に学ぶ 工房の耐震改装を終えた仕事はじめに勾玉の系譜を説明しやすいように、時代ごとの典型的な遺物を選んで滑石で複製した。 縄文早期末~現代の勾玉の複製は、勾玉体験会などでつかわれている道具に加えて石錐やハマグリの貝殻など。 &n […]
2024年2月7日 / 最終更新日 : 2024年2月7日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 備えあれば憂いなしの耐震DIY・・・工房の耐震改装工事終了 朝6時に久しぶりの揺れで目覚めた。 重たいものは下へ・出し入れしやすい・掃除しやすさをコンセプトに工房ギャラリーの耐震補強がやっと終わり、今週から工房仕事を再開した。 桐箱に入れて立てかけてあった「古代風首飾りヌナカワ姫 […]
2023年12月29日 / 最終更新日 : 2023年12月29日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 年内最後の勾玉つくりは「縄文三兄弟」・・・北から南にそっくりさん勾玉が出土しているのだ 縄文なかよし3人組から、同じ原石で遺物モデルの勾玉3個の注文品が年内最後の勾玉つくり。 縄文三兄弟の勾玉は、遺物っぽい感じをだすのに、不純物の多い緑系ヒスイをつかい、しっとりした艶消し仕上げにしてみた。 モ […]
2023年12月19日 / 最終更新日 : 2023年12月19日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 転んでもただは起きぬヒスイ職人・・・縄文の涙滴形勾玉の謎 千歳市の「美々遺跡」出土の涙滴形の勾玉は、加工途中で割れた勾玉のリメイク品ではないか?と直感した。他に類型がない珍しいカタチだからなおさらそう思った。 こんな感想を北海道埋蔵文化財センターの先生にはなしたら、「思いもしな […]
2023年12月12日 / 最終更新日 : 2023年12月12日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ ヒスイ原石が勾玉に生まれ変わる・・・ドキュメント勾玉つくり 青ヒスイ(入りコン沢産)の原石の状態と、勾玉になった時の色の比較デス。 微細な凸凹が平滑になると彩度があがり、模様も浮かび上がってくるのだが、天然物はヒトを介して生まれかわる。松尾芭蕉の云うところの「造化」というヤツだ。 […]
2023年12月10日 / 最終更新日 : 2023年12月10日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 勾玉のサイズでデザインを変える訳・・・「ヒトとヒスイの物語」があるから ザイズに関わらず同じデザインの勾玉でつくる人は多いが、わたしはサイズなり、ヒスイなりにデザインを変える。 例えばオードリー・ヘプバーンを子供のサイズに縮めて、彼女が愛用していたジバンシイのドレスが似合うのか?子供時代のオ […]
2023年11月30日 / 最終更新日 : 2023年11月30日 縄文人見習い ぬなかわヒスイ工房・ヒスイ 遥かなり弥生の勾玉・・・能面師からの学び 能面師から、数ある能面の中でもシンプルな小面(こおもて)が最も難しく、「能面は小面から始まり小面に終わる」と、20代の頃に教えられたことがある。 能面がどのようにつくられているか知らない木工家に小面を注文すると、おそらく […]