縄文キッズ養成講座「丸木舟体験会」・・・糸魚川の浜言葉でオモテナシ

台風の影響が心配されていた、毎年恒例の都会のワラシたちの縄文キャンプは、わたしが担当する丸木舟体験会の日だけが、奇跡的に絶好の日和に回復。

ワラシたちとは顔なじみになっているから、最後尾のわたしがグイッと漕いで加速させると、面白がって海にパドルを横向きに差し込んでピャーと波を立てる遊びをはじめる。

「やんども(野郎ども)、水の抵抗になるそいダメだっちゃ!はこくるわんぞ!(ぶん殴るぞ)」と、「けんか祭り」で鍛えた、乱暴な糸魚川の浜言葉で注意すると逆に喜ぶ。

箱メガネで海底を観察させると、バケツがわりにして海水を汲んで丸木舟にいれる遊びをはじめるので、「うらぁ、うられだぼぶらぼら!おあらんぶらめ!ぶぶらぼからりらぁ!」とデタラメな糸魚川弁で怒るともっと喜ぶ。

糸魚川ならではのローカルイズムこそ最高のオモテナシデス。

関係者一同は台風情報をチェックする心労から解放されたので、最後に主催者を慰労するために丸木舟に乗ってもらった。

迎えいれる糸魚川のスタッフも「子供たちが喜んでいたのが一番!」と楽しんでたし、ワラシたちは「これでお終いなの?もっと遊びた~い!」と別れを惜しんでいた。

明年再会!再来!謝謝!感謝感激雨霰!と見送った

結果おーらいおっけい牧場!

#縄文人見習いの糸魚川発 #丸木舟 #縄文キャンプ #日本海縄文カヌープロジェクト #糸魚川 #糸魚川の海遊び #海のヒスイロード

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です