大国主と戦った「オロチの湯」が美肌部門全国2位の快挙!・・・笹倉温泉

笹倉温泉が美肌部門で全国2位の快挙!

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冬の露天風呂・・・湯治に行ったら祝賀の横断幕もなく、去年は3位だったんですよ、と普段通りのクールな様子w

初夏に玄関のまん前にツバメの巣ができた時のフンが落ちない工夫に感心したことがあるが、従業員さんたちの工夫に和まされる。美肌になりたい人来てくださ~い。

子供のころの笹倉温泉は自炊できる湯治温泉で、近隣の農家は農閑期の憩いの場で、朝もやのなかを歩いて近所の酪農家から搾りたての牛乳も買ったりしていた。

笹倉温泉のある早川区にはヤマタノオロチにそっくりな伝説があるので、宣伝がてらご紹介。

むかし、焼山(新潟県唯一の活火山)が八口山と呼ばれていたころ、八口(ヤクチ)という悪者が麓に住んでいて、大国主が退治すると、頭が八つの龍となり早川は血で真っ赤に染まったという。

笹倉温泉すぐ横を流れる早川上流部。昔ばなしでは八口川と呼ばれていたそう。中流部からけっこうな流れになっている。

他にも早川区には能生地区と同じエボシ(夜星尊)という鬼が、大国主と戦い敗れた昔ばなしもあるのだが、面白いことに能生~早川~海谷~根知と、山越えルートに大国主・八千鉾神や、大和の四道将軍の大彦命と奴奈川長者が戦い敗れた昔ばなしが点在している。

奈良時代に整備された国道の「延喜古道」も糸魚川では山間ルートであったりするのだが、道路網が整備される前の前近代までは谷筋をつなぐ山越えルートの往来も多かった証しだろう。

ヌナカワ姫伝説とからめて「まつろわぬオロチの湯」「古志のヤマタノオロチ温泉」とか宣伝したら、神話好きのお客さんが増えるかも。

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投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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