「平成最後」より「今年のけんか祭り」が節目・・・糸魚川けんか祭り
「俺りゃ神輿につかんでも、おるだけで盛り上るんだっちゃ!」と、高座での居眠りを咎められた古今亭志ん生のようなことを仰る御年86歳の幼馴染の親父さん。

確かにおっしゃる通りで、60年も祭りを担ってきた存在感は得難く、そこにいるだけで祝祭気分を醸し出す。いつまでも達者でいて欲しい。
老いも若きも朝から雨に打たれ続けた今年のけんか祭り。
役付きの挨拶の時や乾杯の音頭も、「平成最後の・・・」と誰も言わなかったのが、らしくて好ましい。
氏子にとって年号の節目より、今この「けんか祭り」こそ人生の節目という心意気が優先するのだろう。

けんか祭りで履いた草鞋は縁起物として軒先に吊るし、前年の草鞋は田畑に鋤き込む風習があった。ぬなかわヒスイ工房でも吊るしている。
周りは同じ町内の顔見知りばかり。
共に雨に濡れ、共に寒さに震え、共に戦った戦友。
よか漢たち。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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Unknown
関係ないが、「うる星やつら」のラムちゃんの口癖、〝〜だっちゃ!〟は新潟県出身の高橋留美子先生の方言からかと今気づき(笑)。
ブランフェムト様
ダッチャは越中弁なのですが、糸魚川は富山の隣りですので使われています。
高橋留美子さんは新潟市の方ですので、ダッチャは使わず、身近に富山の人でもいるのでないでしょうか?
小林まことさんも新潟市出身で、新潟訛の「だすけ」「そうらねか」と話す老婆やおじさんなどよく登場しますね。