お茶人の素質がある人が買ってくれる「ひょうげも」・・・即興的につくる斜めってる石笛
非対称な原石の姿を活かした「斜めってる石笛」は、自分でも最後までどうなるかわからないので、つくっていてたのしい。

いちど光沢を出して線刻して、そのまま完成することもあれば、納得できずに艶消しすることもある。

完成予想図がないから、曲面をどう整合していくかは即興的。

即興とは石との対話だから、最初から設計図があるより時間がかかる。

粗製乱造されたヒスイ製石笛の何倍も手間暇をかけ、プロ演奏家が納得してくれる楽器として機能する石笛をつくってもいるから、蛇紋岩であっても安くは売れないのヨ。吹けばピー!と音がするだけの石笛なら鉛筆キャップと同じ( ´艸`)

最近は蛇紋岩なのに高いではないか!と同業者から言われることはなくなり、なんで平面研磨機でウネウネする形をつくれるの?と驚かれるが、石と対話しているうちに自然とそうなったのですネ。
いってみれば織部の「ひょうげもの」の石笛バージョンだから、買ってくれる人はお茶人の素質があるということになるw。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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