おめぇ、丑年の生まれかぁ?・・・黒澤明監督作品「椿三十郎」名ゼリフ

黒澤明監督作品には耳に残るセリフが多く、日常でつかっては愉しんでいるが、よほどの映画ファンでないと通じないので、怪訝な顔をされることが多い・・・いいの、映画ファンの自己満足だからw

ところが「椿三十郎」で、城代家老の妻女を救出して匿う場所を、主犯格の家老の「椿屋敷」隣家の若侍の家にしろと三船敏郎が言うと、田中邦衛が「そんなバカなっ!」と反論して、「おめぇ、丑年の生まれかぁ?なぁ~にかというと、つっかかるが・・・」と呆れるセリフだけは、これまで二度だけ正解して驚かれたことがある。

もちろんセリフそのままではなく、ケースバイケースで言い換えて、場を和ませるギャグとしてつかったのだ。

最初は、本作を観た直後の学生時代のバイトで、アメ横の魚屋の売り子をしていた時に、やたらと商品にケチをつけてくる母娘連れの娘に、「もしかしたら丑年生まれじゃない?」と言ったら、母親が「せ~いか~い!」と、母娘ともども笑い崩れたのだが、もしかしたら母親も娘の言動に手を焼いていたのかも( ´艸`)

次は「「でも・しかし」と反論するクセのある先輩に、「もしかしたら丑年生まれじゃないですか?」と言ったら、先輩は「当たってるけど、自分の歳から逆算したんでしょ?」と、いかにも丑年生まれっぽく言い返してきたので、「椿三十郎」の場面を説明したら破顔一笑。余談だが、人付き合いが苦手な先輩の独身寮の部屋に入ったことがあるのは、わたしだけだと、先輩の同期から驚かれたことがある。

Facebookの映画ファンコミュニティで「椿三十郎」の投稿をする人は、有名なラストの決闘シーンを書くのだが、それでは面白くないから、名ゼリフを投稿してバズったものの、「私は丑年生まれですが、丑年生まれだけがつっかかるとは思えず、合理的ではない」と批判コメントをしてきた人がいて、「そういうところが丑年生まれ!」と笑ったのだが、もしかしたらウケ狙いコメント?・・・とりあえずスルーw

この場面は、いかにもありそうなリアリティがあるので、黒澤さんも日常生活のどこかで聴いたやり取りを映画につかったのではないかな、と睨んでいる。

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投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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