縄文式土笛の構造・・・石笛にも応用
縄文式土笛の質問があったので、構造と作り方を公開。

息を吹き込む孔がある中空構造を作ると、取敢えず音は出る。
鉛筆キャップやビール瓶を吹いて遊んだことのある人なら簡単。
ただ、良い音色の土笛を作るにはそれなりのノウハウがある。

吹き口のアップ。吹き込んだ息の半分から七割くらいが中空の中に入ってくれることが重要。エッジの工夫がいるのである。
吹きながら、エッジの微調整をしていくと、綺麗な倍音が出てくれる。

裏には音階調整用の指孔を開けたが、これは好みで無くても大丈夫。

指孔付きの土笛を作っていて閃いたのが、石笛にも指孔を開けるというアイデア。
友人の石笛仙人、守山鷲声さんはアメージンググレースを始めとした複雑な曲を演奏しているが、石笛で自在に音階調整するのは難しい技術。
試作したら、能管みたいな音色の石笛が出来た・・・すぐに売れた!
造形が終わったら一週間ほど自然乾燥。
焚火の周りで炙り焼きして、土笛の色が赤くなってきたら野焼きすればお終い。
土器と違って短時間に焼けるので、七輪コンロでも焼ける。
以上!
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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