弥生時代後期のガラス製勾玉がモデル・・・勾玉イヤリングの小型化
勾玉イヤリングを購入した女性から、毎日つけてますと嬉しい連絡をいただいたが、イヤリングはピアスより外れて紛失しやすいのが気がかりで、以前から考えていた勾玉の軽量化に取り組み、勾玉を従来品の80%にサイズダウンしてみた。

ちなみに3個並んだ右端の青ヒスイ勾玉が従来品で、左のピンクと青の二個がサイズダウン品。80%に小型化した立体造形物はかなり印象は違ってくる。もちろん重量も80%だし、ビーズの数を減らして揺れで生じるモーメントも減らしたので外れにくくなっていると思う。
縦11㎜サイズとなるとリアルな勾玉にすることは簡単ではなく、弥生時代後期のガラス製勾玉をモデルにして簡素化。これは「大大勾玉展」で実物を観察できた成果。

初期の超小型勾玉もこんな形状だったが、それは徹底研磨にコダワリ過ぎる支配的な加工でできたカタチであったに対し、現在はヒスイと共同作業で(のつもり)思う処のカタチに加工できているので、似て非なるモノ。
これだけ小さい勾玉が作れると、端材の活用幅も広がる。それぞれ1個づつしか作れないコバルトヒスイとピンクヒスイの端材でペアをつくってみた。

色違いのイヤリングはイヤだ!と言われたら、イヤリング金具を外すだけでペンダント二つに早変わり!
お客様は神様です( ´艸`)
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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