縄文ウズマキの転写・・・「土版を石でつくる」その2
「土版を石でつくる」その2
アウトラインの次は文様の転写だが、真上から撮影しても写真では歪みがでるし、湿式の拓本だと土版を汚すので、乾式の拓本をやってみたが、紙や鉛筆の濃さをかえてもイマイチ。

試行錯誤してたどり着いたのが、画仙紙を水張りしてクレオンでなぞる方式で、そのまま護符になりそうな出来栄え。

実物大を石でつくると重いし、研磨機に当てるにはでかすぎるので、注文主に断って80%にスケールダウンして製作。

次にプラバンでつくったテンプレートに、二つの小穴を基準点にしたグリッドを描き、石材に転写してマジックで下描き。

こういったことは美術部に在籍した高校時代に身につけた。
体育祭や学園祭となると、美術部員が中心になって下絵を拡大して巨大看板を描いていたので、今度はその逆に縮小した訳だ。
こういう仕事をしていると、高校時代の愉しい日々を思い出してヨロシイ。
当時も面白いことばかりでなく、高校生なりの苦労もあったハズだが、いまだに後輩たちから「あの頃は毎日お祭りみたいに愉しかったですねぇ。」と言われる。
当時はそうは思わなかったが、時間と共に美化されて輝きを増すのが青春というもの。嗚呼、我が青春の「スタンド・バイ・ミー」
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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