ヒスイ、奴奈川姫、良寛の御風さんの物語・・・夏至ツアー2026

今年の夏至は、早稲田大学の校歌を作曲した東儀鉄筆のお孫さんの主催者の希望で、作詞者の相馬御風・ヒスイ・ヌナカワ姫にテーマを絞り、お話し会と資料館めぐり中心のツアー。

意外に思われるのだけど、ヒスイ再発見のきっかけをつくったのも、良寛を世に出したのも、郷土の文化人、相馬御風の功績なのだ。

今回の宿は、はじめて利用する温泉ホテル「國富翠泉閣」で、チェックインの後は五平餅体験。

夕食に案内された部屋に飾られた掛け軸が、御風の真筆であることを見逃さないのがオラだ。

宿の人に意味を聞いたら、「ももちふね きおいてゆく うみはるか あさひうけて くもかがやけり」と書かれた和歌で、意味は沢山の舟が勇んで早朝の海にでてゆくという意味だとメモをもってきてくれて、一同感激。

フォッサマグナミュージアム・ぬなかわヒスイ工房・相馬御風の遺品を展示する民俗資料館、御風邸をめぐり、最後に案内したのが地元の谷村建設の社長がコレクションしていた、澤田正廣の木彫仏だけを展示するために、村野東吾が意匠設計をした「谷村美術館」。

一行の中に国際的に活躍するファッションデザイナーの小林栄子(NPO法人・美・JAPON代表)さんがいて、「ここでファッションショーをやりたいわぁ!写真集をつくりたい!」と大盛り上り。

交渉してみたら、澤田正廣の遺族が撮影の許可を出さないので、美術館としては館内の撮影はできないとの見解。

「谷村美術館」のカフェテリアで、郷土のおもてなし文化「ばたばた茶」をいただく。御風邸の囲炉裏で「ばたばた茶」とは、かって全国にあったふり茶の一種で、松江市の「ぼてぼて茶」那覇市の「ぶくぶく茶」と並ぶ喫茶法で、御風さんはこよなく愛していた文化なのだと説明をしておいたヨ。

御風さんの多岐にわたる功績が知られていないのがもったいないし、「國富翠泉閣」と「谷村美術館」も案内した人は誰もが感激するのに、全国的な知名度が低いのがもったいない。

はなれた点と点をつないで面として魅力を伝える、つまりは物語として情報発信するガイドが増えないと、どこも隠れ名所で終わってしまいますな。

#糸魚川観光 #相馬御風 #谷村美術館 #奴奈川姫 #國富翠泉閣

投稿者プロフィール

縄文人見習い
縄文人見習い
ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。

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