ホタルイカを手掴みする話し・・・嗚呼、ホタルイカ狂想曲
カモメが海面スレスレを低空飛行しているではないか。浜に降りてみたら、案の定、ホタルイカがあがっている。
海岸にうちあがった分はカラスに任せておけばいい。
私は磯に移動して、潮だまりを探したらいるわいるわ。

腕まくりして大きな石の隙間に掌を差し込むと、指先に柔らかいものが触れて1回で数匹が獲れた。
海水からとり出すとピューと水を吐き出した。掌の中でゴニョニョと動くホタルイカ。
我が血肉となる生き物の最後の躍動を掌に感じ、原始の血が蘇る。おれもまた捕食者だ。30分ほどで丼に山盛り1杯分を掴み獲りして、十分に狩猟本能を満たした。
淀みを狙った手づかみ漁は、野田知佑さんの本によく出てくる最も原始的な漁法だが、かっての佐渡には沖合に竹束を浮かべ、産卵に近寄ったサンマを手づかみする漁もあったとか。
ホタルイカを獲るのにガツガツしたり、釣り具店の口車に乗って発電機や集魚灯などの大仰な道具など買う必要はないのですよ。商魂たくましい釣具店よ、ざまぁみろ!
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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