お守り代わりの古い写真・・・母の免許返納
90歳を目前にした母の車の車検がきれるタイミングで、車の売却をして、免許を返納をすることになった。

中古車買取店へ売却するために免許証を預かったら、お守り代わりだったのか、ケースの中には写真がいっぱい。
左の着物を着た女性は、母を産んでから半年くらいで亡くなった祖母。顔は覚えてなくても、抱かれた記憶は残っているそうだ。
祖母は戦前に青海駅前にあった造り酒屋「大海屋」の御料さんで、女学校時代(現在の白峯高校)は、糸魚川駅から2キロ離れた商店まで一升瓶を二本づつ納品してから登校し、授業が終わったら再び商店で空き瓶を回収する一方で、篭球部(バスケットボール部)の主将として活躍し、首席で卒業した努力家であったそうだ。
全国酒造コンクールで金賞をとり、青海町有数の地主、資産家だった「大海屋」は、昭和の大恐慌のころに借金を踏み倒して逐電した人の連帯保証人として倒産し、跡地は第四北越銀行になっている。祖母はその数年後に母を残して逝去。
若い頃のオヤジの写真も入っていたから、ずっと惚れてたのネ。そのオヤジも5年前に亡くなった。
学生服は高校1年のオレ・・・今どきの高校生より老けてるw

糸魚川から上越市の中古車買取店までの40分のドライブが最後のご奉公だったミラココアは、オヤジが13年前に新車で買い与えたのだが、買い物や稽古ごと、社協のボランティアくらいでしか乗らなかったので走行距離はたった27,000キロ弱。
覚悟してはいたが、ひとつの時代に区切りがつくたびに淋しくなる。諸行無常 会者定離 まんなんだぶ なんまんだぶ
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。





