津波は波高の2~4倍に遡上する!・・・知っておきたい防災知識
糸魚川沖の海底活断層(F41)が本震の地震では、7mの津波が5分程度で到来すると想定され、その市街地の基準水位、つまりは津波の「せり上がり」で浸水するエリアがハザードマップに図示されている。

ハザードマップの浸水域は標高7mまでのようだが、能登半島地震地震の際は、珠洲市沖で発生した津波が、対岸の糸魚川市・上越市に反射して、さらに波高が増幅した第二波が珠洲市沿岸に到達して、被害を大きくしたと推定されている。
ということは(F41)が本震だと、能登半島や佐渡に反射した津波が、想定津波高さ7mをこえた第二波、もしかしたら第三波となって到達することもあり得ると思う。
東日本大震災では想定をこえた津波が到来したし、被害想定も最新の知見をとりいれて更新されていくので油断は禁物。
*これはあくまでも地震の素人の考察だ。
そこでせり上がりは波高の2~4倍にせり上がるとする数値を元に、地理院地図にハザードマップと同じ標高7mの浸水域を赤、倍の標高14mを紫、3倍の標高21mを水色に塗ってみたのが下図。

4倍に関しては河川の遡上津波限定として色塗りはしていない。
7mの津波の2倍の14mにせり上がると、標高8mにある我が家、市役所、県の総合庁舎も浸水して、市街地は壊滅的被害をうけそうだ。
能登半島地震の時の糸魚川には「津波警報」が発令され、多くの市民が高台避難したが、「津波警報」は最大3m以下の津波だし、震源地が能登半島と速報が出たので、わたしは自宅待機していた。
でも「大津波警報」が発令されたら、5m~10m以上の津波が到達するから、市街地の人は高台避難しないとダメだ。
しかし5分以内に徒歩で波高の3倍の21m以上まで避難するのは無理だから、第一波が標高8m地点の防波堤を越えないこと、越えても北陸本線の盛土などで減殺されることを願うしかない。
助かるかどうかは、第一波の津波高さ、地形、そして発災が豪雪や豪雨などの気象条件でないことや、夜でないことなどの条件次第だろう。
もし第一波が自宅まで到達しなかったら、車で高台避難するのが現実的だが、最寄りの安全圏は標高80~90mの京ヶ峰の丘陵地帯だが、経路や駐車場は限られているので渋滞は避けられないと思う。
運よく高台避難できても、数時間は第二波、第三波に要注意だし、7年前の「熊本地震」では震度7の激震が二日続けておこったから、向こう1週間は要注意だろう。
それが1000年後か明日なのかは、神のみぞ知る自然の営み。
なんども書くが、子どものころに波高10mの高波災害を経験して、悪夢を見るようになった私の推定であって、地震工学に基づく被害想定ではない。
*右下の遡上高の概念図は「tenki.JP」から借用したが、勉強になるので興味ある人はホームページを!
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投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。





