ケモノの痕跡をみつけ、気配を感じとる・・・gaku塾フィールドワーク合宿
「自然界の報道写真家」宮崎学さんが主催する、gaku塾の一泊二日のフィールドワーク合宿に参加してきた。

場所は長野県の駒ヶ根高原リゾートで、ハイキングコース沿いに点在する、クマの痕跡の見分け方などを教わる。

倒木や放置された間引き材はクマの餌場だそう。

クマがツメで樹皮をひっかき出して虫を食った痕に、噛み痕らしき凹みのある木片を見つけて確認してもらったら、ましく犬歯の痕だそうで、参考資料として持ち帰える。

親子連れで参加した子どもに「クマの歯形と一致したら君が犯人だっ!」とからかうw

ニホンミツバチの巣にもクマのひっかき傷
山道を歩いていて、かすかなケモノ臭を感じた。
30名の参加者でケモノ臭に気付いたのは私だけだったが、宮崎さんに知らせると、キツネの小便の匂いだと教わった。
宮崎さんのフィールドワークに同行したのは数回しかないが、注目すべき兆候を教えてもらっていたので、いつの間にかケモノの気配に敏感になっていたようだ。ケモノ道も見つけられるようになった。
そこが縄文ガイドのスタートライン。

岩場の水たまりの中にクマの糞を発見し、ゴープロで撮影しているところ。この付近の山は花崗岩であるらしく、転石がゴロゴロしていた。

生半可な知識は危険! 希望的観測は厳禁!
自然を正しく畏れ、おしゃべりしていても五感を研ぎ澄まして歩き、野生の兆候を見逃さない危険予知能力こそ、クマ除けスプレイの携行に優る危機管理。
また、わたしも縄文ガイドで嫌というほど経験しているのだけど、参加者同士でおしゃべりに夢中になってガイドから離れてしまうのも危険だし、ガイドの説明が聞こえない距離まで離れてしまい、後から同じ説明を質問されることがある。
ガイドの声が聴こえる範囲内にいてほしいし、立ちどまって説明しはじめたら、その場で質問するのが礼儀だし、学びになる。
ネイチャーガイド、サバイバル講師、獣害対策担当の行政マンで、ケモノの痕跡をみつけ、気配を感じとれる人、どれだけいるのか?
「どうやって気を付けるのか」の具体策なしで、「クマに気をつけましょう!」と注意喚起するだけでは、ズブの素人とかわらないヨ。
先達から学ぶことだ。
#クマ除けスプレイ以前に必要な危機管理 #クマ除けスプレイ #クマ対策 #縄文 #宮崎学 #自然界の報道写真家 #gaku塾
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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