わらう焚火ネコ・・・ラオスの焚火にサバイバルを学ぶ
ラオス北部の村を訪れると、よく村人が焚火を囲んでいて、火がついた薪を枕にイヌやネコが寝ていたりする。

焚火人間・焚火イヌ・焚火ネコはおおらかだから、挨拶すると手招いて輪に加えてもらえる。

わらう焚火ネコ(=^・^=)

メンドクサそうな焚火イヌ🐶

家族単位の焚き火では男は竹細工や木工をしていて、木屑を燃やしていたりするので、子どもは自然と刃物あつかいに慣れていくのだろう。
家族単位でない場合は男女わかれて焚火をしているのが面白いのだけど、注目してほしいのは焚火の流儀。

放射状に組んだ薪の小口(先端)だけを燃やし、燃え付きそうになると薪を送りだす方法は、炎が無駄に立ち上がらず煙もすくなく、輻射熱でじわじわと燃えていくので、最も薪の消費が少ない焚火。
だからネコやイヌが安心して薪を枕に寝ることができるのだけど、今どきの日本人の焚火は炎を立ちあげて煙もすごいから、こんな場面はないでしょうナ。
こんな焚火の場で、むかし話や知恵が伝承されていくのだろうけど、大木の下と焚火は人が寄ってきて、「一座建立」になるのもフシギ。
ネイティブアメリカンも同じ焚火方式らしく、「白人は我々の7倍の薪をつかうのに、半分の焚火もできない」と嘲笑していたそうだが、アイヌも同じことを言っていたようだ。(数字はうる覚えデス)
縄文イベントで焚火料理をすると、面白がって薪を放り込む参加者がいたりするので、煙いし熱いしで料理どころではなくなることが多いから、嫌でも焚火奉行をすることになる。
コンクリートの上で薪りして火花を散らしても平気な人までいた時は、「なにやってんだ!」と怒鳴ったこともある。幸いにもわたしの私物ではなく、主催団体の手斧だったが、刃こぼれが何か所もあったので教えたら「こんなもんですよ」と平然としていた。教える人も斧や鉈の扱いを知らないのネ。
「縄文サバイバル体験室」なるものを覗いてみたら、既製品の「舞錐発火具」や、マグネシウムのファイアースターターの使い方を教えていたけど、「舞錐発火具」は縄文時代ではなく江戸時代の発明品にしても、発火具を自作できないと「火おこしができる」とはいず、いろいろ言いたくなるので近寄らないことにしているw
刃物の使い方、焚火に向いた樹種の見分け方、薪の組み方、雨でも焚火料理する方法を知らないと、サバイバルにならないと思うのだけどネ。
わざわざ都会からサバイバルの講師を呼ばなくとも、日本の山間地にはアウトドアの達人の古老が残っているのだから、そんな人に昔の生活技術の知恵を学び、試行錯誤して身につけていくのが、いちばんだと思う次第。
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。
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