日本の地下水は汚染されている?トイレは瓦礫の山に隠れて?・・・訳知り顔の防災知識に物申す
防災対策に各地の指定避難所に井戸をつくったらどうか?と投稿したら、日本は地下水が汚染されているからダメといったコメントがあったが、酒造会社や豆腐屋に欠かせない地下水は汚染されてないよね?都内の銭湯の半分は地下水を沸かしてるし、湧き水や井戸水を飲用してる家だってある。

多くの人に知ってほしいのが被災地の現実。
飲み水はペットボトルの支援でかろうじて確保はできる。しかし洗顔・歯磨き・食器洗い・水洗トイレなどの生活用水がないのが困るのだ。3日くらいなら耐えられても長い期間だと辛い生活だし、ましてや熊本地震は真夏。
井戸があると少なくても生活用水には困らず、飲料できる水質ならなおいいとする投稿内容だったが、コメントするならよく調べて、納得できるデータを添付してほしいもんですな。

敷地が広い農家なら雨水をためて瓦礫を燃料にして煮沸することはできても、住宅密集地だと個々が焚火する環境はない。
給水タンクの設置は避難所などに限定されるので、自主避難している人は車で取りに行っていたが、車を持たない老人世帯はどうしてると思います?

手押しの補助カーに掴まってノロノロと歩いて給水タンクまで行き、ペットボトル2本分の水をわけてもらってたよ。道路が損壊して車が通れない急坂の上に住むお年寄りだと、近所の若者が担いで運んでいたりとかも。
自主避難している人が避難所にペットボトルをもらいに行くと、あんたはここに避難してないからダメと断られることもある。

能登の時は、最寄りの給水タンクや仮設トイレまで車で20分かかるなんて地域もあった。だから井戸掘りボランティアが活躍していたのが現実。

「命の水」とはよく言ったもので、発災直後の被災者に最も必要なのが水とトイレ問題。
トイレなんて瓦礫の山に隠れてすればいいじゃない!川で沐浴すりゃいいじゃない!と暴言を吐いた人もいたが、発災からかなり経ったテレビニュースで見た、重機で壊した瓦礫の山のことを言っているのだろうが、発災直後は倒壊の恐れがある状態ですよ。
しばらくは夜も救援活動してたり、火事場泥棒を警戒してパトカーが巡回してるから、当面は自分の家で用は足せても、そのうちに他人の敷地をトイレにしなくちゃならなくなるけど、それでも大丈夫?
今どきの河川は都市部だと三面護岸で垂直になっているから、沐浴できる川があるとは限らないよ。

被災地の現実を知らない人が訳知り顔・・・これは戦争や差別の問題も同じだネ。
自分で調べる・現地に行って声を聴く、これ大事。
#令和8年熊本地震 #災害サバイバル #被災地の現実 #避難所に井戸を
投稿者プロフィール

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ヒスイの故郷、糸魚川市のヒスイ職人です。
縄文、ヒスイ、ヌナカワ姫の探偵ごっこをメインにした情報発信と、五千年前にヒスイが青森まで運ばれた「海のヒスイ・ロード」を検証実験する「日本海縄文カヌープロジェクト」や、市内ガイド、各種イベントの講師やコーディネーターをしています。






